東京都W邸
3年前に大手ハウスメーカーの建売りを購入。購入後すぐに1階和室の天井に雨漏りが発覚しました。業者に相談したところ「ベランダからの漏水であった」と説明され補修をしましたが、その半年後今度は2階寝室の窓から雨漏りが発覚しました。建物全体に欠陥があるのではと不安になり再度、業者に全部チェックしてくれるよう申し出ましたが、「他は大丈夫だ」と言われ漏水したサッシ廻りにコーキングを打ち補修をして終わってしまった。それでもご依頼者様は不安が残り、区役所の相談窓口に相談をしたところインターネットやテレビでも有名な検査会社を紹介された。この検査会社に検査を依頼した。しかしながら、「補修方法は妥当である」と言われ話が終わってしまいました。その後納戸に置いてあった本棚の後ろにカビが見つかり再度、その検査会社に問い合わせると湿気が溜りやすいのでたまに家具を移動した方が良いと言われたそうです。流石に納得できず弁護士に相談したところ住宅監査学会を紹介され相談を頂きました。ご依頼を受け、当方にて調査を行った結果サッシ廻りの防水テープが貼られていない事が発覚しました。業者との話し合いを行い外壁を全て撤去し是正させました。その際、構造耐力壁の確認を行ったが数箇所手抜きが見つかり、この箇所も含め改善されました。ご依頼者様が欠陥の為に無駄に支払った費用検査会社への検査料241,500円でした。
2017
16Jan
弁護士事務所から。【建売購入後の雨漏り】
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